ORIYAMAKE

Local+Magical+Culture

多様化するグラデーションのなかで

 地方が淘汰されていく時代。

ニーズに答えることができない場所から忘れ去られていくことでしょう。

そして、関係人口を増やし、事業を生み出そうというリスクを背負っている人を増やしていかなければならないと考えています。

そんなときに見つけた「まちづくり専門家・木下斉さん」の対談記事。

月に何度か訪れて、地域の会社と仕事をするやり方もあるのではないかという提案をされています。

greenz.jp

木下さん 地方でも同じように移住・定住するかしないかの二択ではなくて、住まないけど月に何度か通うとか、そういう形態を理解したうえでどう考えるかと捉えられる地域は伸びると思います。

地方の一番大きな問題は人が減っていることではなくて、地元で事業を生み出す人が減っていることだと僕は思っています。重要なのは人口ではなく、所得/人口。しっかり少人口でも稼ぎ、地域に必要なものを支えられれば、ゼロになることはありません。

だから事業をつくれるならそこに住んでいなくてもどんどん関わってもらったほうがよいと思う。住民票のあるなしなんて単なる手続きの問題なだけですからね。月に何度か来て地元の会社と仕事するとか、会社側もフルタイムで雇うことが経済的に難しい場合もあると思うし、そのほうが地元に関われる人は何倍にもなるわけで、プラスになることも多いと思いますね。

 まさに、地域の人も、都会に住む人も両方助かる生き方なのかもしれません。「移住者の増加数」や「住民票がどれくらい移動したか」だけにこだわっていると見落としてしまう考え方だと思います。そして、もっともっとなめらかに地域と関わる人をつくっていきたいですね。仕事と関係がなくても、月に一回ふらりと訪れて、お酒を一杯飲んでゆったりと温泉につかって、翌朝帰るなんて人も地域との関わり度はとてもとても高くなると思います。

そのために、どんどん新しいケースを作り続けたいなと思う次第です。

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黒か白だけではなく、薄いグレーや、やや濃いめの黒、ねずみ色など、人の生き方が多様化しグラデーションしている現代社会。その社会に対応し、受け入れる心構えを大切にしていきます。訪れた人が、この場所でなら自分自身が本当にしたいと思っていた生き方ができるかもしれない!と思えるお手伝いをしていきたいなぁと。しんしんと降り積もる雪の中で考えました。