ORIYAMAKE

循環狩猟・地方観光について考えをまとめるブログ/瞑想登山家/秋田県北秋田市・森吉山麓モロビの里に生息しています。

地方におけるインナープロモーション活動としての野立て看板の可能性

今日の考察のタイトルは

「地方におけるインナープロモーション活動としての野立て看板の可能性」

です。

〇インナープロモーションとは?という方はこちら

https://cyber-synapse.com/dictionary/ja-a/inner-promotion.html

野立て看板とは?という方はこちら

野立て看板 - Wikipedia

 

地方と書いたのは、車社会という意味で書きました。

最近、年度末ということもあり、色々な団体やプロジェクトの事業報告書を見る機会がありますが、どこも同じような結論に至っていると思います。

人と人とのつながりが大事。地域と地域、イベント同士のつながりが重要。

特に観光では、地域全体でおもてなしをしていきましょう!というまとめが非常に多いです。あとは団体や委員の高齢化による担い手の減少が共通課題。そして、最も気になったことが【地元の人が地元のことを良く知らない】とか【〇〇に乗ったことがない、行ったことがないという地元住民が半数以上】というデータです。

しかし、これは県民性なのか地域性なのか、秋田の人は地元の観光地にも行かない代わりに、海外へも行かないみたいです。ずっと青森県秋田県でパスポートの保有率ワーストを争っている現状があります。以下に参考記事。

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www.kahoku.co.jp

 

そんな家から出ない地域の人に、どうにかして地元のことを知ってもらい、人と人とのつながりをつくっていきたい!と思いましたし、同じように思っている人も多くなってきたと感じています。外への発信も大事だけど、内側への情報提供も一緒にやっていきましょうということで、それが「インナープロモーション」です。これから人口減少により、ますますプレイヤーが少なくなってくる時代において、地域住民の意思統一やモチベーションの維持向上は必須です。

そこで、私は今までも少しずつではありますが、色々な取り組みをしてきました。まずはじめに、2013年には市内にコミュニティFM局を設置するべく準備会を立ち上げました。これにより、地域住民への情報伝達がしやすくなると考えたのです。しかし、主に資金問題が解決できなかったことと、市の方針は全戸に防災ラジオを配布することに決定したため協力を得られず、現在は水面下で活動しているところです。でも、コミュニティFM局を立ち上げられたとしても、どれほどの方に届くかというと、聴取率が80%を超えるというお化けCFM局もありますが、それは稀で大手のラジオ局でもこんな感じです。

NHK第一…0.5%
TBSラジオ…2.4%
文化放送…0.4%
ニッポン放送…1.0%

ビートたけしオールナイトニッポンという怪物番組でも5%だったとか。(もちろん深夜帯では怪物に変わりない)自分たちが設定した目標は聴取率1%だったので、人口3万人の北秋田市では300人の人に届けるラジオを目指していました。社会は5%の人が変われば、ほかの95%の人もそれに従って動くという話を信じているので、それでも十分だと考えたのです。

でも、これを読んでくださっている方の中でも、イベントを主催された方は、インナープロモーションの難しさを実感されていると思います。地元向けのイベントを企画しても、周知することは本当に大変です。市の広報誌に載せてもらって全戸に配布されても、ほとんど読まれない。雑誌やフリーペーパーに掲載されても読まれない。新聞に掲載されても読まれない。ホームページは更に効果が低く、ラジオは車で聴く人が多いので、聴いた瞬間は覚えているけどすぐに忘れられる。テレビCMは効果があるけど値段が高い。やっぱりチラシを地道に配布することや、SNSでの告知が効果的とは思いますが、そうなると短期的なイベントの告知にはよくても、インナープロモーションとして啓発したい「内陸線に乗りましょう!」みたいな長期間配布されるチラシは、どんどんマガジンラックの後方に追いやられて、色あせ、誰の手にも取られなくなっていきます。

そこで今、目をつけているのが「野立て看板」です。よく道路わきに立っている看板です。

 ちょうど更新時期に来ていると思われるサビた看板も多くなってきていませんか?

それを利用して、車で通りかかる人にアピールしていこう。メッセージボードとして使っていければ良いのでは?という提案です。

それに野立て看板ってもっともっと面白いことができます。例えば世界ではこんな例も。

adgang.jp

予算を少なく、アイディアで勝負ができるんです。

今年はこの方向でも一手うちたいと思っています。

進捗はまた今度。