ORIYAMAKE

循環狩猟・地方観光について考えをまとめるブログ/瞑想登山家/秋田県北秋田市・森吉山麓モロビの里に生息しています。

猟友会という趣味の団体

今後は猟友会から有害駆除の役割を切り離して考えて行かないと、どこかで行き詰るという感じをモヤモヤと持っていたところ、こんな記事がありました。

news.yahoo.co.jp

 そもそも猟友会とは趣味の団体で、行政的にはその程度の扱いです。

そもそも猟友会とは何か。

基本的には、狩猟愛好者の団体だ。市町村レベルの地域の猟友会があり、それをまとめた都道府県猟友会、そして全国組織の公益団体である大日本猟友会というような構造になっている。

狩猟愛好者と記したとおり、本来は趣味の団体なのだ。ハンターの加入は任意であり、専門的な教育や訓練を受けるわけでもない。

 でも、そんな趣味の団体、囲碁将棋クラブと同じ団体に結構な重圧がかかっているとおもいます。動物を罠にかけ、銃で殺すボランティアを猟友会は引き受けています。そんなことは他の誰もできないので横柄な態度に出てしまう他地区の猟友会もあるようです。

一方で駆除を依頼する自治体の立場から見ると、あまり厳しく不正がないかチェックすると猟友会との関係が悪くなり、肝心の有害駆除に出動してくれなくなることを心配する。

そんな背景が不正を産むのだろう。

猟友会は、あくまで狩猟愛好者の会であり、有害駆除はボランティアであるという原点に還ると、有害駆除の主戦力には向いていないのかもしれない。

 国もそんな状況を黙認しているわけではないようです。2015年には鳥獣保護法が改正され、有害駆除を外部業者が請け負えるようになったのです。 

2015年の改正鳥獣保護法では、環境省が認定事業者制度を設け捕獲の専門事業者を認定する制度も創設された。獣害対策を進めるためには、猟友会とは一線を画した明確な義務と責任を負って役割を定めたビジネスとして駆除事業を担う専門家を養成し、プロの組織を設立することも考えるべきだろう。 

 ここでも書かれている【明確な義務と責任を負って役割を定めたビジネスとして駆除事業を担う専門家を養成し、プロの組織を設立することも考えるべき】には大賛成です。猟友会の中にいると、外部業者は自分たちの仕事をとる敵としてみなされ、徹底的に抗おうとする姿勢が見られます。外部業者に手出しした場合は除名されることも通告されています。しかしそれならば、猟友会自体も相当な努力で変わっていかなければならないと思います。私の印象では経験則100%で、それが間違っているとはいいませんが、その人がいなくなってしまったら成り立たなくなるという閉鎖的な世界になってしまっているのではないでしょうか。ここで猟友会に意見が言いたいわけではなく、猟友会も外部組織も、人間と自然の動植物たちとの良好な関係を再び築き、ずっと後世へも残していくために健全に競争しあえる関係になれば良いなと思った次第です。