ORIYAMAKE

循環狩猟・地方観光について考えをまとめるブログ/瞑想登山家/秋田県北秋田市・森吉山麓モロビの里に生息しています。

有害駆除から防除への転換点

めでたいイノシシ、めでたくないイノシシ

イノシシ年、Lv3年男の織山です。

狩猟もめでたく5年目に突入しました。でも、喜んでばかりはいられない状況なので少しご紹介。

news.nifty.com

秋田県内でも今年度から保護管理計画でニホンジカとイノシシが初めて狩猟の対象鳥獣となりましたが、我が家の周りでも鹿の目撃情報が相次いでいます。イノシシもこれからどんどん増えて来るかもしれません。

もちろんクマも増えているという話も。そして、今までは捕殺一辺倒だったクマ対策でしたが、そろそろ変わっていかなければならない岐路にも立たされています。そもそも個人的には有害駆除は最後の最後の手段で、まずは力を入れなければならないことは有害防除だと思っていました。それが、その方向性に変わりつつあるという記事がありましたのでご紹介。

digital.asahi.com

島根県兵庫県はいち早く、集落ぐるみの鳥獣対策を指導する専門員を配置した。今年度から秋田県ゾーニングを指導する岩手大学の青井俊樹名誉教授は「秋田では、駆除以外の対策が非常に遅れていた」と指摘する。

 捕獲上限などの根拠となる推定生息数の算出が、東北で唯一、目視調査だけで行われてきたのもその一つ。1千頭余とされていた生息数は、カメラを使った新しい推定方法の導入で、今年は2300頭に増えた。かつての推定生息数に従い、県内では8年間、クマの冬の狩猟が自粛されてきた。その間に猟友会の会員が高齢化し、技術が引き継がれなかったという話も聞く。

 県は来年度にも、鳥獣対策の専門員の導入を含め、中長期的なクマとの共生をどう進めるかを検討する場を設けたいとしている。イノシシやシカによる被害も広がり始めた。遅れを取り戻すだけでなく、鳥獣害の予防対策の最先端をめざさなければならない。

来年度からは居住地の北秋田市でもゾーニングの対象地域となり、予防対策に力を入れていくことになります。できれば昨年中に「鳥獣管理士」の資格をとっておきたかったのですが、受験日と仕事が運悪く重なってしまったので、今年こそはとりたいところ!これからはますます管理という部分に力を入れていきたいですよね。

鳥獣管理士ってなに?という方はこちらのホームページをご覧ください。

www.jwms.or.jp

 いかに殺さずに、お互いの不幸を減らせることができるか。これからますます狩猟者の役割が重要になっていく時代になることでしょう。