ORIYAMAKE

循環狩猟・地方観光について考えをまとめるブログ/瞑想登山家/秋田県北秋田市・森吉山麓モロビの里に生息しています。

北秋田市で一番おいしい食べ物!(私的感想)

味はともかく味わい深いもの

35歳にして瞑想登山家デビューした織山です。

先日Twitterで興味深いツイートが流れてきました。もしも、ちょっとだけでもお時間のある方は読んでみてくださいね。人生の大切な時間をいただき恐縮です。

 どうですか!?そうそう、と頷いてしまいませんか?さすがタナシンさん。

よく分からないという方は、もう一度、深呼吸をしてから見直してみてください。はい、いかがでしょうか。はい、そうですね。私もそう思います。同感です。

キャンプで飲むインスタントコーヒー、夜の公園の缶ビール。「おいしさ」の中にあるものは口の中だけではないということを思い出させてくれます。これがキャンプで飲むこだわりのオーガニックな豆をミルで挽いて、湧水で丁寧に入れたハンドドリップコーヒーだったり、夜の公園にビールサーバーを持ち込んで、樽から注ぐ生ビールだったらどうでしょうか。それはそれで美味しそうな気もしますが、実際やったことがある身からすると、準備に時間がかかりすぎて興ざめしてしまい、う…うん、美味し…いよねという感じになってしまいます。インスタントコーヒーなら数十秒あれば飲める状態になるところを、豆から挽いてつくると10分位かかってしまいます。焚き火で火を起こしながらだと約1時間。そんな待っている時間も楽しいと言えば楽しいのですが、個人的にはその間に誰かを待たせるよりも、さっさとコーヒーをつくって、飲みながら会話をする時間を増やした方が何倍も幸せな感じがしてしまうのです。

味わいには「環境」も大きく関わっている

「脳はキャンプをしたがっている?」という、脳科学を研究している池谷祐二(いけがや ゆうじ)薬学博士(東京大学・大学院薬学系研究科 教授)によると、

・「快感の報酬」で考えると、安全な巣(屋内)で食べるより未知で危険な屋外で食べると快感が大きくなる。

・快感の報酬は差分に反応する。苦痛で辛い山を登る行程を経て、安全に周りを見渡せる山頂に着いてのご飯は大きな差分の報酬になる。

 とのこと。この「差分」を最も大きく感じるものが、インスタントのコーヒーであったり、缶ビールであったり、カップヌードルなのではないでしょうか。普段の日常生活で舌が慣れ親しんでいるものを、別の環境で味わうことによって、最大限に味の違いが分かるのだと思います。以上、おわり。

と、ここで終わっても良かったのですが、そういえば個人的に北秋田市で一番おいしい食べ物も、この環境の要素が大きく関わっているなぁと。

北秋田市で一番おいしい食べ物ってなんだろう?

 三ツ星レストランの高級ディナーや、何万円もする高級懐石料理も良いですが、北秋田市にはやっぱり似合わないと思います。それでも、美味しいものは北秋田にも沢山あって、鉱山文化から来ている馬肉料理や、地場産の牛肉、生産量No.1の比内地鶏、坊沢の豆腐も美味しいし、今や全国区のバター餅などなど。ここで語りつくすにはもったいない!食べログのリンクを貼っておきますので、北秋田市にお越しの際は通常の美味しいグルメも堪能してくださいませっ!

tabelog.com

閑話休題。私の思い出せる限り、今まで北秋田市で一番おいしい食べ物は、

ズバリ「ふつうのおにぎり🍙」です。

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いや、ほんとに。でもそれは99%環境によるものだと思います。

北秋田市に移住してきてから2年目。5月3日、森吉山の山開きに参加したときのことです。どんなコースかも分からずに、おにぎりと水、タオルという簡単な装備で登りました。残雪の上を歩くコースだったので、サングラスも持たない私は翌日雪目で目がシパシパして目も開けられないことになるのですが…。いやはやそんな感じだったので、ペースも分からずに、序盤から汗だくバテバテで、とにかく大変でした。それでも何とか膝がガクガクでも頂上までたどり着いたときは胸の奥がスーッとして、疲れが吹き飛んだことを覚えています。そして、一息ついて食べたおにぎりの味といったら…!!!!!!!お米はもちろん地元産で、中身はお馴染みのシーチキンでしたが、これまで食べたどんなものよりも美味しかったです。いや「おいしかった」です。脳髄にくるおいしさでした。これは皆に教えたい!と思いました。ぜひ、皆さんもゴンドラを使わずに一番下から1454mの森吉山を登って、世界一おいしいおにぎりを味わってみてください。

手つかずの自然が残っている北秋田市は、シンプルな普通の食べ物が最高に美味しく感じることができる環境(のんびりできる山や川や森の中など)が、たっっっくさんある!!ということが自慢ですね(*^-^*)それでは、また。