ORIYAMAKE

瞑想登山家/秋田県北秋田市・森吉山麓モロビの里に生息しています

新しいインバウンド観光の未来のために、英語ではなく「やさしいにほんご」を勉強しよう

外国人とのコミュニケーションは英語でなければならないのか

今日のお話は、まだ1ヶ月間だけですが、実際に宿屋をやってみて感じたことを書いてみたいと思います。端的に言うと英語をそんなに勉強しなくても、日本語で十分なのではないかという話なのですが、決して英語を勉強すること自体を否定しているわけではないのでその点はご了承ください。

まずはじめに私の英語レベルからお話ししますと、壊滅的に話すことができません。それには悲しい話がありまして、高校の時の英語の担任の先生のことを嫌いだと思い込んでしまい、英語の授業をほとんどをサボっていた時がありました。そのため、私の英語のレベルは中学生で止まっています。よく、ゲストハウスをやると言うと英語がペラペラに話せるんじゃないかと誤解されることがありますが、決してそんなことはありません。奥さんが語学留学をしていたことがあるので、いざとなれば任せればいいやという慢心もありますが、外国の方と接するたびにいつもヒヤヒヤしています。

 

相手は英語の対応を真に求めているのか

そんな私ですが、宿泊してくれるゲストと接しているうちに気づいたことがありました。それは外国のお客様はとてもよく日本を理解したがっているということです。考えてみれば当たり前のことですが、せっかく日本という東洋の島国に来たのですから、全て英語で表記されていて自分たちの母国語または第2言語がペラペラに通じてしまうというのは、なんとなく面白いものではないのかもしれません。

特に私のゲストハウスは、築70年の古民家を改装しているので何でもかんでも英語で表記しているというのは、雰囲気も壊れてしまうと思っています。時々、拙い英語でコミュニケーションをしている時でも「これは日本では何という意味ですか?」、「これは日本語で何というのですか?」ということをよく聞かれます。彼らは日本を知りたがっているのです。もちろんその時に難しい日本語、専門用語を話しても伝わらないので、小学生に話すような簡単な日本語で伝えると、とてもよく理解してくれています。

 

海外からの旅行者と話すことのできる「やさしいにほんご」の重要性

これはまだまだ検証が必要なことなので断言することはできませんが、これからの新しいインバウンド観光の未来のために英語ではなく「やさしいにほんご」を使う地域という売り出し方もあるのではないかと思います。英語でなければ駄目だ、という先入観を捨てて、もっと気軽に外国の旅行者と触れて欲しいとも思っています。いざとなればスマートフォンの翻訳アプリで会話をすることも出来ますし、私の中学生英語でも、単語の羅列だけでも、この北秋田の端っこまでたどり着くことのできる外国の方は、理解する能力を持っていらっしゃるので、安心してコミュニケーションをすることができています。これはとても幸せなことなのですが、それに甘えることなく自分自身ももっと英語を勉強したいと思っていますし、英語以外でも地域の文化や、日本そのものをもっと理解していただけるような努力もしていかなければならないと思っているところです。

以上森吉山の麓からとりとめのない話をお伝えしました。意外と小学生に話すような「やさしいにほんご」って難しいですよ。熟語とかは使えませんし、すごく脳トレにもなります。

なによりも、日本語をひとつでもふたつでも覚えて帰ってもらうのって嬉しいですよね。