ORIYAMAKE

秋田県北秋田市・森吉山麓モロビの里に生息しています

2050年を見据えたイベント等の運営方式について

これからの地域について、2050年の未来を生きる子どもたちに、何を残すことができるのか。

子どもたちの、どこの能力を伸ばしていくか、世界へも羽ばたけるように選択肢を広げてあげたい。

 

そう思うと、組織の在り方や考え方も今までのままで良いのだろうかと悩んでしまう。後継者不足も問題になっているが、各種実行委員会や協会など、少ない人数でやっていくには不向きなシステムではないか。どんどん会員数が増えていくことを前提にしたものは、これからの時代に合わない。

 

ひとつ例を挙げるとすれば、アウトドア用品でお馴染みのモンベルの2つの取り組み。

 

「SEA TO SUMMIT」

ひとつは「SEA TO SUMMIT」人力のみで海から山頂までを走破する環境スポーツイベント。

 

「ジャパンエコトラック」

ふたつめは「ジャパンエコトラック」統一されたデザインの公式ルートマップをベースに、ルート情報、協力店の情報、地域の魅力を発信し、受け入れ態勢を整備することで、旅行者の快適な旅をサポートしていく取り組み。

 

何を言いたいかというと、今までやってきたことの多くは「SEA TO SUMMIT」のように立ち上げから宣伝、受付、運営、広報、片付けまで全てを自らがやらなければいけなかったということ。このような形式では、少人数になればなるほど負担が増えて、人が抜けていくばかり。若者が入りたいと思う価値がほとんどない状態。

 

「ジャパンエコトラック」は何が違うかというと、1日限りの単発イベントではないということ。そして、ガラパゴス式の独自デザインのMAPではなく、モンベルというメーカーお墨付きの統一デザインの公式ルートがつくられ、そのサイト運営や広報・宣伝は大企業が負担してくれるということ。地元の人たちは、ルートの整備やお土産の準備など受け入れ態勢を整えることだけに集中できるということ。これが大きな違い。実行委員会という組織は限りなく小さくなり、あとは個々の有志が参加してくれれば成り立つ仕組みではないか。

そして、地域独自の取り組みは極端に広がりにくいが、日本の各地の他地域と紐づけられることで、相乗効果もある。

 

みんな「SEA TO SUMMIT」形式をやりたいのは分かる。0から100までできれば、それは一番いいことだ。でも、この形式はもっと先、人口のグラフが上向きになってからでも遅くはないんじゃないかと個人的には思っている。「ジャパンエコトラック」形式は所謂コバンザメみたいだと思われるかもしれないが、大企業がどんなにお金を積んでも手に入れることができない価値を地方はまだまだ持っているのだから、胸を張って、お互いに対等に尊重し合って協力していければと思う。

 

要するに、いかに負担を減らして、得意分野を伸ばしていくかという話につきるのだけれど、どうも0から100までやらなければ納得しない人もいて、補助金の関係もあるのかもしれないが、どうしたらよいかと悶々としているところです。

あと、単発のイベントではなくて、通年対応できる形式にしていきましょうよ!っていうのが一番言いたかったことなのかな、と。