ORIYAMAKE

秋田県北秋田市・森吉山麓モロビの里に生息しています

ふるさと納税に対する北秋田市と大館市の取り組み方の違い

北秋田市の行政批判ではなく、一応のまとめとして。

隣りの市が秋田県で一番成果をあげているんだから、ノウハウを吸収して一緒にがんばっていきましょうよ!という趣旨です。

 

そもそも「ふるさと納税」ってなんでしょう。

  1. ふるさと納税ふるさとのうぜい)とは、任意の地方自治体(ここでは都道府県、市町村および特別区。)に寄付することにより、寄付した額のほぼ全額が税額控除される日本国内の個人住民税の制度。 ただし一定の制限や限度がある。

 つまりは、自治体への寄附金のこと。地方間格差や過疎などによる税収の減少に悩む自治体に対しての格差是正を推進するための新構想として 2008年、前安倍政権のときに創設された制度。正確には「ふるさと寄附金」と言うらしい。

個人が2,000円を超える寄附を行ったときに、住民税のおよそ1割程度が所得税と住民税からそれぞれ還付・控除される制度で、お礼に寄付した市から特産品等がもらえるということで話題になっています。詳細が気になった方は、以下の5つのポイントが詳しく書かれている「ふるさと納税ポータルサイト」をチェックしてみてください。ふるさと納税に関する様々な問題点についても触れられています。

特産品がもらえる!
知っていますか?「ふるさと納税」をすると特産品や工芸品等、各地域のお礼の品がもらえるんです。

生まれ故郷でなくてOK!
ふるさと納税の寄附をする先は、生まれ故郷でなくていいんです。

税金が控除される!
例えば4万円寄附をしても、3万8千円の税金控除されることも!

使い道を指定できる!
税金の使い道はあなたが決める。日本で唯一の税金の使い道指定ができる制度です。

複数の自治体から選べる!
複数の自治体「ふるさと」に寄附を通じて支援できます。

 

まずは成功例の大館市から

そんな「ふるさと納税」で様々なメディアにも取り上げられている大館市。どのくらいの効果があるのかというと…

f:id:oriyamake:20150123154224p:plain

なんと、昨年度は寄付件数が1,600件を超え、2,800万円もの金額が集まっています。これは苦しい市政の大きな手助けとなっているはずです。

 寄付に対するお礼は17ページにも及ぶ、様々な特産品・工芸品のリストの中から自分の好きな物を選ぶことができ、大館市が本気で取り組んでいることが伝わってきます。

f:id:oriyamake:20150123154234p:plain

http://www.city.odate.akita.jp/dcity/kikaku/files/特産品カタログ%E3%80%807(H26.10~).pdf

また、前述の「ふるさと納税ポータルサイト」からも購入できるようです。

 

さて、お隣の北秋田市は…

f:id:oriyamake:20150123154219p:plain

 大館市と同じく昨年度のデータあれば良かったのですが、見つからなかったので今年度の12月31日現在のデータをご紹介します。4月からの9ヶ月間で集まった寄付は41件、237万7000円でした。これだけでも、大変ありがたいことです。北秋田市民のひとりとして、お礼申し上げます。ただ、現状に甘んじることなく、さらに多くの方から応援してもらえるように努力しようではありませんか。今年度は残り3ヶ月。大館市の1600件には遠く及びませんが、まだまだできることはあります。

大館市との一番の違いは何といっても、お礼の品の情報差です。北秋田市のホームページを見てみても「寄附金10,000円以上で北秋田市の特産品をお礼の品として送らせていただいております。」の一文しか説明がありません。元々は、寄付をしたいという気持ちが第一ですから、おまけ程度の特産品について詳細な記述は必要のないものかもしれません。しかし、一般の人は苦労して集められたお礼の品の豊富さなどから、その市の熱意や、寄付に値する市なのかを見極めていることもあるのではないでしょうか。

種類や金額の幅が豊富な大館市に対して、北秋田市ふるさと納税ポータルサイトのページを開いてみると、以下のような状況です。1万円、米5キロ。5万円、米10キロ……北秋田市民の皆さんは恥ずかしいと思いませんか。おざなりな北秋田市行政が丸裸にされています。

f:id:oriyamake:20150123154245p:plain

 

北秋田市議会でも度々質問がされています。

(平成26年北秋田市議会3月定例会一般質問)

f:id:oriyamake:20150123154243p:plain

 

(平成26年北秋田市議会9月定例会一般質問)

f:id:oriyamake:20150123154254p:plain

 

さて、どうでしょう。6ヶ月でどのように変わったのでしょうか。

【2014年3月時点】

武田議員「今後さらに認知度を高め、興味を持ってもらうために特産品等の贈呈や市内施設の優待など、市内外の関心が集められるような工夫はできないか」

回答「発足時から特産品は送っています。大太鼓の館、浜辺の歌音楽館を無料で入れるようにしています。PRは様々なイベントを通して行っています。今後はきめ細かい情報発信やリピーターを獲得するためのアフターフォローを強化します。」

 

【2014年9月時点】

武田議員「寄付金額に応じた特産品の内容は?」

回答「お礼状と特産品。5万円未満の人は2500円相当の品。5万円以上の人は5000円相当の品。お礼の対応が素っ気ないという批判をいただいている。今後は気持ちが伝わるように知恵をしぼっていきたい。」

 

武田議員「市内の特産品の中から、寄付する人が自由に選べる仕組みをつくることが必要。ふるさと納税ポータルサイトとの連携は考えているか。」

回答「これまでは、ふるさと納税制度の本来の趣旨から贈答品を前面に押し出してのPRは積極的に行ってこなかった。特産品の振興に活用できることは魅力的なので、今後は内容を検討していきたい。寄付したいと考えている人の気持ちをくすぐるような仕掛けを工夫するなど、さまざまな観点から検討を行いながら、より多くの方から北秋田市を応援していただけるよう努力していきます。」

 

以上、半年では何も変わらない北秋田市行政の記録でした。現在は更に4ヶ月経過しています。さまざまな観点から検討した結果が、米のみ(ふるさと納税ポータルサイトでは)の掲載なのでしょうか。いつになったら、くすぐってくれるのでしょうか。

私の東京の友人は、マタギに興味があって、情報をよくチェックしていますよ。

ナガサが欲しいと言っていました。ご検討の程、よろしくお願いいたします。

 

(追伸)

北秋田市物産協会で、2015年1月から「ふるさと納税」の返礼品事業者を募集しています。今頃かよっ!という突っ込みはなしでお願いいたします。